梅雨時や台風が近づく夏に「古傷が痛む」という話を聞くと思います。今回は気圧の変化が体に影響を及ぼすといったお話です。
最近では「気象病」ともいわれ、気象の変化によって症状が現れるもので、例えば昔骨折した場所に痛みや違和感がでたり、以前交通事故から「むちうち」になり、治療が終わったが天気の変化で頭痛などが発生したりと様々です。気象=天気の変化は気圧の変化から起こりますが、では気圧とは。
気圧とは空気の重さによる圧力のことを言います。私たちの周りには空気が存在し、常に空気に押されていると言えます。高い山では気圧が低いため、お菓子の袋がパンパンになった経験があると思います。袋の中と外で気圧の差が起きて袋が膨らみます。そのほかに身近なもので、天気が気圧にかかわってきます。簡単に言うと、高気圧は雲が発生しにくく晴れに、逆に低気圧は雲が発生しやすく雨になることが多いです。夏になると一日の中でも晴れていたのに急に雨雲がでてきてどしゃぶりの雨になる。こういった日は気圧の高低差が激しく、人間の体も先ほどの菓子袋同様、中と外の気圧の差が激しいと体が気圧の変化に対応しきれず不調を訴える方が増えます。逆に、長雨が続き気圧の変化が少ないときは案外平気という方が多いです。体の不調は雨降りの最中より、降り始めや雨が上がって晴れるときに発生しやすく、低気圧そのものというより気圧の上り下がりの変化があるときに発生するようです。
気象病は未だはっきりとした原因がわかってないことも多いですが、生活習慣、運動不足、姿勢などが関係するといわれます。姿勢や筋肉が原因での頭痛は、ぜひ当院にご相談ください。

