股関節 | 千歳整骨院

股関節

股関節は骨盤と大腿骨がつながるところで、人体の中でも大きな関節です。骨盤側は凹、大腿骨側は凸になっており、はまり込むような形態をしています。大腿骨の半球状の骨に、骨盤のカップがはまり込むような形です。この骨盤側のカップが、人によっては大きすぎるため大腿骨の半球状の骨の動きを邪魔してカップのふちに微細な接触を繰り返すことで痛みを発生させることがあります。逆にカップが小さすぎて半球状の骨とのはまり込みが小さいため、股関節が不安定になったものを「臼蓋形成不全(きゅうがいけいせいふぜん)」といいます。

幼少期のケガや病気が原因のほか、生まれつきの方も多くいます。「臼蓋形成不全(きゅうがいけいせいふぜん)」は、それ自体が痛みを出すことはなく、股関節の構造的不安定性から周りの筋肉が過剰に働き痛みがでているケースが多いです。さらに不安定な関節は軟骨などの軟部組織を傷つけやすく、これが変形性股関節症(へんけいせいこかんせつしょう)へと移行する原因となります。股関節に関与する筋肉は、腰部、骨盤、大腿、お尻の筋肉と様々な筋が関与しています。不安定な股関節の場合、これらの筋肉が過剰に働き硬くなり、動きの制限、痛みの原因となります。また、鼠径部(そけいぶ・股関節前側)の痛みだけでなくお尻の筋肉が硬くなると坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)の症状も出てきます。 

股関節痛は前側だけでなく後側のお尻の痛みの原因にもつながるのです。

痛みがさほど強くない方はセルフケアで大腿前面後面とお尻のストレッチを行うことで痛みが軽減しまが、股関節を動かすだけでも痛い、座っていても痛みがある方は専門機関を受診することをお勧めします。