小林先生 コラム | ページ 2 | 千歳整骨院

小林先生 コラム

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適度な運動

健康診断などで「適度な運動を心がけましょう。」と言われたことがある方も多いはずです。では「適度な運動」とはどの程度なのか。具体的には1週間の内、150分ほど中強度の運動を行うと良いでしょう。中強度の運動とは「かろうじて会話ができる程度」を指します。1日では総歩行数8000歩を目標とし、その内、中強度の運動を20~30分行うことが理想的です。まずは、家の近くを20~30分ほど散歩してみてはいかがでしょうか。
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足底筋膜炎

代表的なものに「足底腱膜炎(そくていけんまくえん)」があります。朝起きて一歩目の着地の際にかかとに鋭い痛みがあったり、フローリングなど硬い床を素足で歩くと足裏に痛みがでたりという方、足底腱膜炎(そくていけんまくえん)かもしれません。痛みの出る場所として、最も多いのが「かかと」。次いで「土踏まず」、「足指の付け根」に痛みがでます。足底腱膜(そくていけんまく)とは足裏のかかとから足の指の付け根まで伸びる分厚い膜のことで、体重や衝撃を和らげるクッションの役目があります。この膜が、運動のしすぎや、加齢で硬くなり柔軟性がなくなると、足底腱膜と骨とをつなぐ部分に痛みが発生します。~代の女性に多いとされていますが、実は私も足底腱膜炎を度々発症します。
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股関節

股関節は骨盤と大腿骨がつながるところで、人体の中でも大きな関節です。骨盤側は凹、大腿骨側は凸になっており、はまり込むような形態をしています。大腿骨の半球状の骨に、骨盤のカップがはまり込むような形です。この骨盤側のカップが、人によっては大きすぎるため大腿骨の半球状の骨の動きを邪魔してカップのふちに微細な接触を繰り返すことで痛みを発生させることがあります。逆にカップが小さすぎて半球状の骨とのはまり込みが小さいため、股関節が不安定になったものを「臼蓋形成不全(きゅうがいけいせいふぜん)」といいます。
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ランニング

朝晩は涼しくなり出してきて、やっと秋らしくなってきましたね。来月11月5日は尊氏マラソンですね。涼しくなりランニングを始める方も増えてくる時期です。 今回はマラソンランナーに向けたお話をいたします。ランナーの方、脚は痛くないですか。股関節、膝、すね、足裏さらには腰まで。熱心にランニングをしている方ほど、どこかしらに痛みがあるものです。痛みの原因はさまざまですが、例えば、ランニングシューズ。シューズは軽い方が良いというイメージがありますが、軽いシューズはソール(靴底)が薄いものが多くクッション性に劣るため、日々のランニングには適していません。大会などタイムを重視するシーンで軽いシューズを選び、日々のランニングには、クッション性を重視した比較的ソールの厚目のものを選びましょう。また、好きなデザインのシューズを履くのも良いのですが、しっかりと自分の足にあったシューズを履くことをおすすめします。
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腰痛 高齢者

前回「ぎっくり腰」について話ましたが、高齢者の急な腰痛には注意が必要です。高齢者の急な腰痛の場合、腰骨の圧迫骨折の可能性が高いからです。加齢とともに骨密度は低くなり、転倒や尻もちの他、重い物を持ったり、無理な体勢をした時にも発生する可能性があります。安静時でも痛みが強い場合や1週間たっても痛みが変わらない場合は整形外科で画像検査をお勧めします。
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膝の痛み

膝関節の疾患では、大きく2つに分けることができます。関節の「中」か「外」です。「中」とは膝の内側ではなく膝の関節の中側、膝関節を構成している「軟骨」「半月板」「靭帯」のことを指します。よく耳にする変形性膝関節症は、軟骨がすり減り痛みが出るもので、中年以降の女性に多く、また関節の間にある半月板もスポーツ等で痛める他に加齢による半月板の摩耗が原因のこともあります。膝の関節の動きは前後の曲げ伸ばしの動きがメインとなります。そのため左右横方向からの外力が加わると靭帯や半月板を痛めやすいです。また、若い時にスポーツなどで軟骨、半月板、靭帯を痛めて関節に不安定性を残したままにすると歳月を重ねていくと変形性膝関節症に移行しやすくなります。加齢とともに下半身の筋肉の衰え、体重の増加が変形に拍車をかける原因となりますので、運動と食事が大事になります。
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ぎっくり腰

こんにちは。今年もじめじめした暑い夏になりそうですね。 さて今回は、「ぎっくり腰」についてです。腰は、腰椎5つの骨からなります。上から1番~5番と呼びます。整形外科で「何番と何番の間がせばまってるね」と言われた方もいると思います。腰椎の構造的に4~5番もしくは5~S1(仙骨)の動きが大きく負担がかかりやすいため腰の疾患が発生しやすい場所になります。また動きとしては、腰椎は捻じる動きがほとんどできない関節です。腰を捻じる動きは、腰の上下にある股関節と背部(胸椎)が捻じれの動きに関係します。また、真っすぐ立った状態を0度として、腰を曲げていきます。
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肩関節 (五十肩、腱板損傷)

今回は、肩の痛みについてお話していきます。 よく耳にするものでは、五十肩がありますね。四十肩、五十肩と呼び名はありますが、正しくは肩関節周囲炎といいます。40代以降の方に発症することから、俗称として四、五十肩と言われ60、70代でももちろん発生します。主な症状として、腕を上げると鋭い痛みで挙げることができなく、手を後ろにもっていくときも同様の痛みが発生し、上着を着るとき、シートベルトに手を伸ばした時などの動作で痛みがでます。肩こりの鈍い痛みとは違い、鋭い痛みが特徴的です。原因は、はっきりとはわかっていないのですが、肩関節周囲の軟部組織が硬くなって痛みがでるとされています。
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腰の痛み(ぎっくり腰)

今回は、腰についてです。腰は、腰椎5つの骨からなります。上から1番~5番と呼びます。整形外科で「何番と何番の間がせばまってるね」と言われた方もいると思います。腰椎の構造的に4~5番もしくは5~S1(仙骨)の動きが大きく負担がかかりやすいため腰の疾患が発生しやすい場所になります。また動きとしては、腰椎は捻じる動きがほとんどできない関節です。腰を捻じる動きは、腰の上下にある股関節と背部(胸椎)が捻じれの動きに関係します。