痛みに向き合うこと | 千歳整骨院

痛みに向き合うこと

今年も師走に突入。あっという間でしたね。今回は「痛みに向き合う」ことについてお話していきます。

「痛みに向き合う」とはどういうことかというと、私の例でお話していきます。私自身ちょうど2年前に膝の半月板を痛め、最初のころは歩くことも苦労しました。一カ月ほどで生活には支障はなくなりましたが、趣味のランニングはできず半年ほど痛みに悩まされました。痛めた原因も中腰から立ち上がろうとした時に、グズッと軽い痛みが膝に出たという感じで、治療もせず放っておきました。その後、軽い痛みがあるもののランニングをしてしまったのがとどめを刺し、翌日には膝は腫れあがり歩くたびに痛みが出るようになってしまいました。軽い痛みだと軽視し「痛みに向き合う」ことをしなかった結果だと自覚しました。

その後、やっと「痛みに対し向き合う」ことにしました。まず、なぜ痛めたかを考えました。立ち上がった時にグズッと痛みが出たのは事実ですが、もっと考えていくと、趣味のランニングのオーバーワークと、そこからくる筋疲労を溜めていた結果だと考え、安静と治療に努めました。今となっては趣味のランニングもできるようになりましたが、膝の半月板は痛めると再生することは難しく、痛みの再発もあり得るため、今後もうまく付き合っていく必要があります。筋疲労をため込まず、トレーニングと同じ比重でケアをしていく必要があります。

「痛みと向き合う」とは、なぜ痛みが出ているのか、その痛みに対して何が必要か(包帯をして安静にするか、動かすことで改善させるか)、痛みが引いてからもやるべきこと(筋力トレーニング、ストレッチ)を明確し、どう対応していくかを考えることです。

あなたのその痛みは、仕事や運動による使い過ぎなのか、体の柔軟性低下からくるものか、筋力低下からくるものか。今後どう対応していくべきか。こういったものは、専門家でしかわかりません。痛みを放っておかず、一度ご来院ください。それが「痛みに向き合う」第一歩です。「今年の痛みは今年のうちに」、では、よいお年を。